施工事例
解体した古家の建具、一枚板を再利用したカフェ
解体した古家の建具、一枚板を再利用したカフェ
レトロ工務店の工事では珍しく物件自体は新築の案件ですが、何がレトロかというと、内部に使っている建材や家具たち。まずお店の顔となる入り口ドアはアンティークドアを。ドアをより一層引き立てる昭和初期の復刻タイル古窯変を腰壁に貼りました。一歩中に入ると新築とは思えない雰囲気。新築の風合いを消すため、天井に勾配をつけたり、木の造作や枠、見切りを積極的に取り入れました。
カウンター面の丸半月のテーブルはもともと1枚板の座卓。そのむかし和室に鎮座していたまあるい座卓でした。1枚板の座卓は材料は南洋材の頑丈なものだし、捨てるのはもったいなすぎる。そこれ表面のテカテカな塗装ははがし木の良さが最大元にだせるオイル仕上げに。丸型の良さはそのまま生かすため半月にカットし、囲めるカウンター席を作りました。
一番奥のスペースを間仕きるシンメトリーデザインの個性的なパーテーションは、もともと引き違い戸として使われていた物。数々の古建具をみてきましたが、このデザインははじめて、斬新すぎます。
トイレのドアは応接間に使われていたものなので先ほどの和建具とは材質も雰囲気も全く違いますが、アールを取った形状のガラスがまた珍しいデザイン。
トイレ用としてはガラスが大きすぎるのでは?と思う方も多いと思いますが、トイレスペースは広く、トイレ自体はドアの位置とは反対側で奥まっているため、大丈夫です。
そのほかにも古家にあった箪笥など家具も再利用し、オーナー自らセレクトした古家具やインテリアとコーディネートした店内は新築とは思えないゆったりしたくなるカフェが誕生しました。