明治村の蒸気機関車内内装とインテリア

明治村北口から出発する蒸気機関車。短距離とはいえこんなに簡単に機関車に乗れる場所はそうない。
蒸気機関車にのれるというワクワクもさることながら、当時の内装はなんどみても驚かされる。

内装材はほぼ木製、窓やハンドルにつかわれている金物はすべて真鍮。シート座面は別珍で、木をろくろに彫り込んだ脚。天井はアール型になっていて曲木の装飾。手すりは竹製。
どこを切り取っても絵になるし、職人技が光る。現代の早くて安くて効率よいだけのピカピカした素材とは真逆の世界、日本っていつからそんなになってしまったんでしょうかね、、、とつくづく思う。
 

だけどこうやってこの技術や意匠を継承できるようこのような場所があることに感謝。
私たちも微力ながら仕事に落とし込んでいけたらと思う。