アール天井とアーチ開口
2026/05/21
既存のアール型折り上げ天井を生かしてお揃いのアーチ開口に
以前工事中の様子を紹介した昭和のお家庶民家リノベーションの天井。もともとアール型にくり抜かれた折り上げ天井がある、というのもなんとも羨ましい話で、このお家を当時手がけた大工の一人の叔父さんが今回大工工事も手伝ってくれてたので、「どうしてこのデザインに?」と聞いたところ「普通に天井を貼るのがめんどくさかったのかなあ」との返答(笑)なので他にももう1軒、ご親族のおうちにこの天井と同じデザインが存在するらしい。まさかの返答ですが、面白いエピソードですね。今ではだれが自分の家を建てたのかわからないお家もたくさん存在すると思いますが、何の材料を使っているか、とかどうしてこういう間取りになったか、とか建てた職人さんの想いがわかるとさらにお家が愛おしくなるのではないでしょうか?
今回、アール天井の四方縁にLEDテープライトを追加。そのおかげで天井が浮き上がる雰囲気と明るさがプラスされました。キッチンとリビングの境目の壁が耐力壁かつ大黒柱も入っており壁が抜けないので、天井のアールとお揃いのアーチ開口にしたわけです。現在のお家ではLDKと何も境なく繋がっているのが当たり前になっていますが、こうやってゆるーく仕切るのもいいな、という好例になったと思います。仕切ることで冷蔵庫など家電も丸見えにならないというのも利点。
壁が抜けないというのは一見デメリットではありますが、こうやって利点にかえていけばいいわけで、リノベーションとはアイデアさえあれば乗り切っていけるわけです。
アーチ開口からみえるタイル壁バックのエンジ色のキッチンもなんともレトロ。立体的な天井が生き返った姿はこのお家最大の圧巻の意匠となってこれからもこのお家で生き続けます。
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アーチ開口の向こうに見えるオリジナルで製作したエンジ色のオーダーキッチン
アール天井とアーチ開口工事途中の様子
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