レトロなタイル貼り渋ビルの入り口工事　in 名古屋　　文字と行（株）オフィスリノベーション

レトロな渋いタイルが印象的な3F建ての古ビル。この佇まいだけで大好物ですが、そのビルの１Fはもともとまぐろの無人販売の悲しい看板でそのビルの良さが半減してしまっていました。

古ビルのよさを生かすことはいうまでもありませんが、ここは文字と行（株）さんの新しい拠点。デザインはいうまでもありませんが、クライアントに寄り添ってそのクライアントの事業の魅力を最大限に引き出すホームページや広告、ブランディングなど多岐に渡って構築してくださる会社さんです。

その新しい拠点となる顔になる１Fの入り口。欄間部分だけはそのまま生かし、現代的なサッシは取り払い、古きよきドアを取り付け壁は杉材の板張りで温かみをプラスしました。１Fの室内になるべく光が入るようにガラス面は大きくし、プライベートは守れるよう型ガラスに。レトロビルのタイルと相まって印象的な顔に変身しました。

ビルで軒がないため雨の日はずぶ濡れになってしまうので、もともとあおい看板がついていたドアの上の部分に土地の境界線を超えないラインまで少し突き出した軒を製作。軒は軽くて丈夫なガルバニウムの黒の無地で製作。頭でっかちにならないかな、、、と心配でしたが、黒っぽいレトロタイルに自然と馴染み、渋ビルのよさも復活できました。